塾長ブログ

2025/09/29
中学生の生活改善,睡眠と勉強,雑学・豆知識,勉強サポート,効率よく学習

脳は寝ている間も勉強している?

「テスト前は夜遅くまで勉強しないと…」
そう思う人も多いですが、実は 脳は寝ている間も勉強を続けている ことをご存じでしょうか?


最新の脳科学の研究によると、睡眠中の脳は単なる休息ではなく、記憶の整理と強化を行っています。



1. 記憶は眠っている間に定着する


勉強で覚えたことは、一度は「短期記憶」として脳に保存されます。
でも、そのままでは数時間後には忘れてしまう危険があります。


そこで活躍するのが 睡眠
特に眠り始めの「深い睡眠(ノンレム睡眠)」で、脳は大切な情報を「長期記憶」に移し替えてくれるのです。



2. 夢を見る睡眠も大事?


浅い眠りの「レム睡眠」では、脳が活発に動き、昼間に得た知識や体験を整理しています。
夢を見るのもこのタイミング。
つまり夢は、脳が勉強したことや経験をリハーサルしている証拠かもしれません。



3. 寝不足は“記憶泥棒”


睡眠が足りないと、この「記憶の整理と強化」の時間が減ってしまいます。


  • ・せっかく覚えた単語を忘れてしまう

  • ・授業で理解した内容が頭に残らない

  • ・集中力が低下する


寝不足は脳にとって大きな損失なのです。



4. 勉強に活かすポイント


  • ・夜は無理に詰め込むより 睡眠を優先する

  • ・寝る前に重要ポイントを軽く復習すると効果的

  • ・テスト当日は徹夜せず、しっかり寝る方が実力を発揮できる



まとめ


脳は寝ている間も働き続け、勉強したことを記憶に定着させています。
「寝る=勉強をやめる」ではなく、「寝る=勉強を仕上げる」 なのです。


だからこそ、勉強と同じくらい睡眠を大切にしましょう。

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