塾長ブログ

2025/08/20
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漢字・古文・作文…国語で差をつける夏休みラスト対策

夏休みも残りわずか。受験生にとって、この時期は「苦手をつぶす」最後のチャンスです。
特に国語は「感覚で解く科目」と思われがちですが、実はしっかりと積み重ねで差がつく教科。ここでの工夫次第で得点が安定します。


今回は、夏休み終盤におすすめの 国語のラスト対策 を紹介します。



1.漢字は「毎日少しずつ」で大きな差に


国語の試験で必ず出るのが漢字。
しかも漢字は「知っているか、知らないか」で点数が決まるため、努力がそのまま得点に直結する分野です。


✅ アドバイス

  • ・毎日10〜20個でOK。少しずつ積み上げる

  • ・書くだけでなく「読み」も忘れずに

  • ・間違えた漢字はノートにまとめて“自分専用漢字帳”を作る


夏休みの残り日数で習慣にすれば、本番までに大きな力になります。



2.古文は「型」と「暗記」で点が取れる


古文は「文法」と「重要単語」を押さえるだけで一気に得点しやすくなります。
特に出題頻度の高い助動詞(「る・らる」「き・けり」「たり・り」など)は必須。


✅ アドバイス

  • ・まずは助動詞の活用と意味を短期間で暗記

  • ・重要古文単語100語程度を毎日少しずつ覚える

  • ・短い文章を音読して“古文のリズム”に慣れる


「古文は苦手…」という人ほど、基礎を固めるだけで一気に点数が伸びやすい分野です。



3.作文は「型」を決めて練習する


作文は「何を書けばいいのか分からない」と悩む受験生が多い分野。
ですが、あらかじめ型を決めて練習しておくと安定して点が取れます。


✅ アドバイス(基本の型)

  1. 1.意見をはっきり書く(私は〜と思います)

  2. 2.理由を2つ書く(なぜなら〜だからです)

  3. 3.まとめで再度意見を述べる


この3ステップを練習しておけば、制限時間内にスラスラと書けるようになります。



4.読解問題は「設問に戻る習慣」を


最後に、長文読解の対策。
解答を感覚で選ばず、必ず「設問に戻って根拠を探す習慣」をつけましょう。


  • ・キーワードに線を引きながら読む

  • ・選択肢は「本文に書かれていること」と一致しているか確認

  • ・曖昧な選択肢は注意!


夏休み終盤は「解答根拠を明確にする練習」を意識すると、本番で迷いにくくなります。



まとめ


  • ・漢字は毎日少しずつ積み上げる

  • ・古文は助動詞と単語を重点的に暗記

  • ・作文は型を決めて練習

  • ・読解は設問に戻り、根拠を確認する習慣を


国語は一朝一夕で伸びにくいと思われがちですが、短期間で得点アップを狙いやすい分野が多い教科です。
夏休みの残り日数で工夫をすれば、入試本番で確かな武器になります。



塾∞練から受験生のみなさんへ


国語は「なんとなく」で解く科目ではありません。
小さな積み重ねと意識の変化で、確実に得点源にできます。


夏休みの最後まで、あきらめずに工夫して取り組んでみてください。
塾∞練は、みなさんの挑戦を全力で応援しています!

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