漢字・古文・作文…国語で差をつける夏休みラスト対策
夏休みも残りわずか。受験生にとって、この時期は「苦手をつぶす」最後のチャンスです。
特に国語は「感覚で解く科目」と思われがちですが、実はしっかりと積み重ねで差がつく教科。ここでの工夫次第で得点が安定します。
今回は、夏休み終盤におすすめの 国語のラスト対策 を紹介します。
1.漢字は「毎日少しずつ」で大きな差に
国語の試験で必ず出るのが漢字。
しかも漢字は「知っているか、知らないか」で点数が決まるため、努力がそのまま得点に直結する分野です。
✅ アドバイス
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・毎日10〜20個でOK。少しずつ積み上げる
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・書くだけでなく「読み」も忘れずに
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・間違えた漢字はノートにまとめて“自分専用漢字帳”を作る
夏休みの残り日数で習慣にすれば、本番までに大きな力になります。
2.古文は「型」と「暗記」で点が取れる
古文は「文法」と「重要単語」を押さえるだけで一気に得点しやすくなります。
特に出題頻度の高い助動詞(「る・らる」「き・けり」「たり・り」など)は必須。
✅ アドバイス
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・まずは助動詞の活用と意味を短期間で暗記
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・重要古文単語100語程度を毎日少しずつ覚える
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・短い文章を音読して“古文のリズム”に慣れる
「古文は苦手…」という人ほど、基礎を固めるだけで一気に点数が伸びやすい分野です。
3.作文は「型」を決めて練習する
作文は「何を書けばいいのか分からない」と悩む受験生が多い分野。
ですが、あらかじめ型を決めて練習しておくと安定して点が取れます。
✅ アドバイス(基本の型)
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1.意見をはっきり書く(私は〜と思います)
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2.理由を2つ書く(なぜなら〜だからです)
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3.まとめで再度意見を述べる
この3ステップを練習しておけば、制限時間内にスラスラと書けるようになります。
4.読解問題は「設問に戻る習慣」を
最後に、長文読解の対策。
解答を感覚で選ばず、必ず「設問に戻って根拠を探す習慣」をつけましょう。
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・キーワードに線を引きながら読む
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・選択肢は「本文に書かれていること」と一致しているか確認
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・曖昧な選択肢は注意!
夏休み終盤は「解答根拠を明確にする練習」を意識すると、本番で迷いにくくなります。
まとめ
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・漢字は毎日少しずつ積み上げる
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・古文は助動詞と単語を重点的に暗記
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・作文は型を決めて練習
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・読解は設問に戻り、根拠を確認する習慣を
国語は一朝一夕で伸びにくいと思われがちですが、短期間で得点アップを狙いやすい分野が多い教科です。
夏休みの残り日数で工夫をすれば、入試本番で確かな武器になります。
塾∞練から受験生のみなさんへ
国語は「なんとなく」で解く科目ではありません。
小さな積み重ねと意識の変化で、確実に得点源にできます。
夏休みの最後まで、あきらめずに工夫して取り組んでみてください。
塾∞練は、みなさんの挑戦を全力で応援しています!