塾長ブログ

2025/01/11
ブログ

壁を乗り越えるたびに、人は成長する

誰でも一度は壁にぶつかった経験があると思います。勉強に限らず、スポーツや人間関係など、人生のさまざまな場面で「どうしてもうまくいかない」「これ以上進めない」と感じる瞬間は必ず訪れます。そして、それが勉強であれば、頑張ったのに結果が出ない、どれだけやっても頭に入ってこない…そんな経験をしたことがある人も多いでしょう。



壁にぶつかるとき、心に生まれる「ネガティブな感情」


 壁にぶつかると、どうしてもネガティブな感情が湧いてきます。


  •  ・「自分には才能がないのかもしれない」
  •  ・「何をやってもダメだ」
  •  ・「他の人は簡単にできるのに、なんで自分だけ…」

 こうした感情が頭を支配してしまうと、モチベーションは下がり、やる気も失われてしまいます。しかし、ここで一つ知っておいてほしいのは、「壁にぶつかる」ということは、実は自分が成長するチャンスを手にしているということです。



壁の正体とは?


 壁の正体、それは「自分の限界」です。しかし、この限界は固定されたものではありません。人は壁にぶつかることで初めて「これが自分の限界なんだ」と気づき、そこからどう乗り越えるかを考えるようになります。

この「どう乗り越えるか」を試行錯誤するプロセスこそが、成長そのものです。つまり、壁とは「成長の扉」なのです。むしろ、壁にぶつからないと、自分の限界を知ることもなく、成長するチャンスも訪れません。



壁を成長のチャンスに変えるためには?


 では、壁にぶつかったときに、どうすればそれを成長の糧にできるのでしょうか?


1. 自分を責めない

 壁にぶつかったときに「自分はダメだ」と責めるのは逆効果です。失敗や停滞は、誰にでも起こるもの。むしろ「ここが自分の成長ポイントだ」とポジティブに捉えることが大切です。


2. 問題を細分化する

 壁にぶつかると、「何から手をつければいいのかわからない」と感じることがあります。そんなときは、大きな問題を小さな問題に分けて、一つひとつ解決していくことを心がけましょう。


3. 誰かに相談する

 自分ひとりで抱え込まず、周りの先生や友達、家族に相談してみましょう。視点が変わるだけで解決の糸口が見えることもあります。


4. 過去の成功体験を振り返る

 「これまでにも壁を乗り越えたことがあった」と思い出すことで、自信がよみがえります。成長は少しずつ積み重ねていくものです。


5. 一歩踏み出す

 最終的には、少しずつでも行動を起こすことが重要です。壁を壊すのに一発で突破する必要はありません。小さな一歩を積み重ねることで、いつの間にか壁を乗り越えていることに気づくはずです。



壁を乗り越えた先にあるもの


 壁を乗り越えた瞬間、気づくことがあります。それは、「自分にこんな力があったんだ」という新たな自分との出会いです。そして、その成功体験が次にまた壁にぶつかったときの「武器」となります。

壁にぶつかることは確かに辛いです。けれど、それを「自分の限界を広げるチャンス」と捉えられれば、壁は恐れるものではなくなります。むしろ、壁が現れるたびに「また一つ成長できる」とポジティブに捉えられるようになるのです。



最後に


壁にぶつかるのは、成長している証拠。ネガティブになるのではなく、「自分を成長させるチャンスがきた!」と前向きに受け止めてみてください。そして、自分のペースで少しずつ行動を続けていけば、いつの間にか壁を乗り越えた先に広がる新しい景色を見ることができるでしょう。あなたなら、きっとできます!

一覧に戻る