塾長ブログ

2024/12/27
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苦手な教科だからこそ「もう一歩」が必要

苦手な教科に取り組むとき、「勉強しているのに全然頭に入ってこない」と感じる生徒は少なくありません。そして、その勉強の様子を見ていると、いくつかの共通点が見えてきます。


例えば、わからない問題に出会ったとき、生徒たちの多くは次のような行動を取ります。

  1. 1.答えをそのまま写して終わりにする。
  2. 2.解説を一応読むけれど、理解したかどうかは曖昧なまま次に進む。

どちらも、表面的には「やったつもり」になっていますが、実際には学びにつながっていないことがほとんどです。そして、再度その問題を解きなおしてみる、というひと手間を加える生徒は非常に少ないのが現状です。



苦手教科ほど「解きなおし」がカギになる


 なぜ解きなおしが重要なのか。それは、ただ解答を見るだけでは記憶に残らないからです。特に苦手教科の場合は、理解が追いついていない部分が多いため、一度解答や解説を見ただけでは「わかったつもり」になってしまいます。



具体的な「解きなおし」のステップ


 苦手教科を克服するためには、以下の流れを意識してみましょう。


  1. 1.まず自力で解く
      問題を読んで、自分なりに考え抜きます。わからなかったら、どこがわからないのかを意識します。


  2. 2.解説を読む
      解答や解説を丁寧に読み、なぜその答えになるのかを理解します。このとき、「どうしてこの答えになるのか」を自分の言葉で説明できるようにすると効果的です。


  3. 3.再度解きなおす
      解説を読んで理解した後、時間を空けてもう一度同じ問題を解いてみます。ここでスムーズに解けるようになれば、知識が定着している証拠です。



苦手教科を克服するための心構え


 苦手教科に向き合うのは正直しんどいと感じることもあるでしょう。でも、その「もう一歩」があなたの力を確実に伸ばしてくれます。次のポイントを意識してみてください。


  1. 1.すぐに諦めない
      苦手な教科ほど、わからないところが出てくるのは当たり前。だからこそ、「わからないのが普通」と思って取り組む姿勢が大切です。


  2. 2.小さな成功体験を積む
      1問でも解けるようになったら、それは大きな前進です。苦手な教科ほど、小さな成功を積み重ねていくことが重要です。


  3. 3.繰り返しが重要
      1度で覚えられなくても問題ありません。同じ問題を何度も繰り返して、自分のものにしていきましょう。



「ひと手間」で未来が変わる


 苦手教科だからこそ、答えを写して終わりにせず、解きなおしまでしっかり行いましょう。そのひと手間が、点数アップや自信につながります。そして、苦手が得意に変わったときの喜びは、何ものにも代えがたいものです。

「どうせ苦手だから」と投げやりにならずに、少しずつ、着実に前に進んでいきましょう!

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