塾長ブログ

2025/11/25
成績アップのヒント,学習習慣,モチベーション,メンタルサポート,勉強しない悩み

知ってますか? “言い訳”という名の魔法にかかるな (シリーズ第2回:自分に勝つ7つのレッスン)

◆ 「言い訳」は、自分の中の敵がつくる“麻酔薬”


勉強が思うように進まないとき、
テストで思ったより点が取れなかったとき、


心の中でこうつぶやいていませんか?

  • ・「今日は疲れてるからいいや」

  • ・「部活で忙しいし、仕方ない」

  • ・「次のテストは本気出すから」

  • ・「周りもやってないし、まあいいか」


これ全部、
自分の中の敵がつくった“麻酔”です。


痛い現実(成績)を見ないようにするための、
心を麻痺させる“魔法”なんです。



◆ 言い訳には“三種の呪文”がある


敵がよく使う言い訳には、3つのパターンがあります。


❌ ①「でも…」=“後退の呪文”


頑張る気持ちをもらった直後に出てくる言葉。

  • ・「勉強する! …でも眠い」

  • ・「今日から本気! …でも疲れた」

  • ・「やろうと思った…でも時間がない」


「でも」が出た瞬間、
あなたの行動はストップします。



❌ ②「だって…」=“責任回避の呪文”


自分の行動を自分のせいにしなくてすむ、魔法の言葉。

  • ・「だって数学が苦手だし」

  • ・「だって今日は部活がハードだったし」

  • ・「だって家がうるさくて集中できない」


この言葉を使うと、
あなたの人生のハンドルは他人の手に渡ります。



❌ ③「どうせ…」=“未来を閉ざす呪文”


一番危険な言葉。

  • ・「どうせ勉強しても意味ない」

  • ・「どうせまたミスする」

  • ・「どうせ自分なんて」


この呪文は、
あなたの可能性の扉を自分で閉める行為。


成績が上がらないのではなく、
「上げるのを自分で止めている」んです。



◆ 言い訳の恐ろしさ:正しいことのように聞こえる


言い訳が強敵なのは、
一見すると“もっともらしい”から。


  • ・疲れてる

  • ・時間がない

  • ・周りもうるさい

  • ・部活が大変


全部、本当に「そういう日」はあります。
だからこそ、言い訳は“真実に見える嘘”なんです。


真実っぽい言葉ほど、
人は簡単に負けてしまう。



◆ だけど現実はシンプル


言い訳を100個ならべても、
現実はこれだけです。


やった人が伸びる。
やらない人は伸びない。


どんな理由があっても、
どれだけ正当化しても、
行動しなければ何も変わらない。


心の中の敵は“行動させないため”に言い訳を投げてきます。



◆ 言い訳に勝つ方法その1:言い訳を“名前で呼ぶ”


言い訳した瞬間に、こう呟いてください。


「はい出た、言い訳グセ。」
「今の自分、逃げようとしたな。」
「敵が話しかけてきたぞ。」


これだけで、効果は絶大です。


なぜなら――
言い訳は“気づかれないと”効果を発揮する魔法だから。


気づいた瞬間、
魔法は解けます!



● 子どもたちへのメッセージ


言い訳をする人は弱いんじゃない。
言い訳に飲まれてしまう人が弱いだけ。


逆に、言い訳に気づき、踏みとどまれる人は――
ものすごく強い。


言い訳しそうになったとき、
心の中でこう言ってください。


「もう騙されない。今日はやる。」


そのたった一言が、
あなたの未来を本気で変えます。



●まとめ


  • ・言い訳は自分の中の敵が使う“麻酔薬”

  • ・「でも・だって・どうせ」は三大危険ワード

  • ・言い訳は“真実っぽい嘘”なので強力

  • ・言い訳を“名前で呼ぶ”だけで魔法が解ける

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