通知表を見て落ち込む子への、親の神対応3選
【はじめに】
「こんなに頑張ったのに…」
「前より下がってる…もうムリかも」
通知表を見た瞬間、顔が曇るわが子。
保護者としては「そんなに落ち込まなくても…」と思いつつ、どんな声をかければいいか迷うこと、ありますよね。
でもその一言が、子どもを立ち直らせる“起爆剤”にも、“追い打ち”にもなることをご存じですか?
今回は、通知表を見て落ち込む子どもに対して、親がかけるべき“神対応”の声かけ3選を具体的に紹介します。
【やってしまいがちなNG対応】
❌ NG①:「なんでこんなに下がってるの?」
→問い詰める口調は、責められたと感じて心を閉ざす原因になります。
❌ NG②:「ほら、だから言ったでしょ」
→過去の注意を持ち出すのは、反省よりも自己否定感を深める結果に。
❌ NG③:「〇〇ちゃんはもっと良かったって聞いたよ」
→他人との比較は、やる気を奪う最大の要因です。
【神対応①:「ここまでよく頑張ったね」と“過程”を認める】
通知表に書かれていない部分こそ、子どもが努力してきた証。
テスト前に机に向かっていた姿、朝の自主学習、苦手克服のチャレンジなど…。
→「結果よりも行動を見ている」親の姿勢が、子どもに安心と自信を与えます。
◆ 例)
「よく夜までがんばってたよね。ママはその姿、ちゃんと見てたよ。」
【神対応②:「何が一番悔しい?」と“気持ち”に寄り添う】
子どもは自分でも結果に納得していない場合が多く、
親からの評価よりも、“気持ちを聞いてくれる存在”を求めています。
→感情を受け止めることで、子どもは前向きに考える準備ができるのです。
◆ 例)
「悔しかったね…。一番ショックだった教科はどれだった?」
【神対応③:「次はどうしたい?」と“未来志向”へつなげる】
落ち込んでいるときに、「じゃあどうする?」といきなり切り替えるのはNG。
でも、気持ちが落ち着いたあとに自分で次を考える問いかけは、成長のチャンスになります。
→“主体性”と“希望”を同時に育てる言葉がポイントです。
◆ 例)
「ここからまたどうしたい?パパも一緒に考えるよ。」
【まとめ】
通知表はただの“結果の記録”であり、子どものすべてを決めるものではありません。
でも、そのときの親の一言ひとつで、
子どもは「次もがんばろう」と思えるか、「もうやめたい」と思うかが決まります。
✅親の“神対応”3つのポイント
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1.点数よりも努力を見て声をかける
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2.気持ちを聞いて共感する
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3.一緒に“次の一歩”を考える
通知表は、“評価”ではなく“対話のきっかけ”に。
そんな親の姿勢が、子どもの未来を変えていきます。