塾長ブログ

2025/10/27
勉強習慣,中学生の生活改善,声かけ・接し方,勉強しない悩み,やる気アップ

ネガティブ脳をリセット!前向き思考を生む“セロトニン”の力

テストが近づくと、「できなかったらどうしよう」「あの子の方が頭いいし…」
そんなふうに、ついマイナス思考になってしまうこと、ありますよね。


でも、落ち込んでしまうのは性格のせいではありません。
実は、脳の中の“ある物質”が足りなくなっているだけなんです。


その物質の名前は――
★セロトニン!



■ セロトニンってどんな働きをするの?


セロトニンは、脳内で心を落ち着かせる“幸福ホルモン”と呼ばれる物質です。
怒り・不安・イライラを抑えて、気持ちを安定させる働きがあります。


このセロトニンが足りないと、


・・なんとなく気分が落ちる
・・やる気が続かない
・・集中できない

といった状態になりやすくなります。



■ セロトニンを増やす3つの方法


① 朝日を浴びる


朝起きて太陽の光を浴びると、脳のセロトニンが一気に活性化します。
たった5分でもOK!
窓際で伸びをするだけでも効果があります。


★朝の光=脳のスイッチON!



② リズム運動をする


一定のリズムで体を動かすと、セロトニンが自然に増えます。


おすすめは↓

  • ・ウォーキング

  • ・軽いストレッチ

  • ・リズムに合わせて深呼吸


特に“歩く”は最強です。
勉強の合間に3分だけ廊下を歩くだけでも、脳がリフレッシュします。



③ よく噛んで食べる


食事中にしっかり噛むことで、あごの動きがリズム運動になり、セロトニンが分泌されます。


朝ごはんを抜くと、セロトニンのスイッチが入らず、
午前中にぼんやりしてしまう原因にも…。


★ 朝食を食べる=脳のやる気エンジンを回す!



■ セロトニンが整うと“前向き脳”になる


セロトニンが増えると、脳の中でドーパミン(やる気物質)も出やすくなります。
つまり、気持ちが安定しているときほど、やる気が出やすい!


逆に、不安や焦りが強いときは、どんなに頑張っても脳が動きません。
まずは“心を落ち着かせる”ことが、やる気の第一歩なんです。



◆ 保護者の方へ


お子さんが焦っていたりイライラしているときは、

「頑張りなさい」よりも、
「ちょっと外の空気吸っておいで」
「お茶でも飲もうか」


そんな一言の“リズムの切り替え”が、脳にとっての休息になります。



■ まとめ


  • ・セロトニンは“心の安定”を保つ脳内物質

  • ・朝日、リズム運動、よく噛むことで増やせる

  • ・セロトニンが整うと、ドーパミン(やる気)も出やすくなる


やる気は“元気な心”の上に育つ。
心を整えることは、勉強を進める最短ルートです。

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