塾長ブログ

2025/10/25
成績アップ,声かけ・接し方,勉強に集中するコツ,効率の良い覚え方,やる気アップ

勉強前の“5分”で脳を起こす!やる気を引き出すルーティン術

「やらなきゃいけないのはわかってるけど、気分が乗らない…」
そんなとき、机の前でぼーっとしていませんか?


実は、脳には“スイッチを入れる時間”が必要なんです。
そのスイッチを押すのが、勉強前の5分ルーティン



■ 脳は“急発進”が苦手


人の脳は、いきなり集中するようにはできていません。
「やる気が出ない」と感じるのは、脳がまだ“アイドリング中”だからです。


でも、行動を起こすことでスイッチが入るのが脳の特徴。
つまり、動けばやる気が出るんです!



■「ルーティン」が脳を動かす


プロのスポーツ選手が試合前に行う「ルーティン」。
これは、決まった動作で脳を集中モードに切り替える方法です。


たとえば――

  • ・勉強前に机を整える

  • ・水を一口飲む

  • ・ノートを開いて日付を書く

  • ・深呼吸を3回する


これを毎日同じ順番で行うと、
脳は「この動作=勉強が始まる」と覚え、自然に集中できるようになります。



■ “5分ウォームアップ”で脳を起こす!


勉強を始める前のたった5分、
軽く脳を動かす「ウォームアップ時間」を作りましょう。


おすすめは↓


1️⃣ 昨日やった内容を5問だけ復習
2️⃣ 英単語や漢字を3つだけ確認
3️⃣ 今日の目標をノートに1行書く


この5分が、脳のエンジンを温め、勉強のスタートダッシュをスムーズにしてくれます。



■「やる気ルーティン」を習慣化するコツ


脳は「いつも同じ行動」を好みます。
つまり、毎回同じ時間・同じ手順で行うことで、やる気が出やすくなります。


★ 朝なら…
→ 顔を洗ってすぐ机に向かう

★ 夜なら…
→ 歯磨き後にノートを開く


行動とタイミングを“ペア”にするのがポイントです。



◆ 保護者の方へ


お子さんが「勉強を始めるのが遅い」とき、
「早くやりなさい!」よりも、
「始める前の準備を一緒に作る」ほうが効果的です。


たとえば、

  • ・勉強前に温かい飲み物を出す

  • ・同じ時間に机のライトをつける


そんな“小さなサイン”が、脳に「そろそろ始めよう」と伝わります。



■ まとめ


  • ・脳は急に集中できない。行動がスイッチを入れる

  • ・勉強前の“5分ルーティン”で自然にやる気モードへ

  • ・同じ手順・同じタイミングが習慣化のカギ


やる気は気合ではなく、習慣で作る。
明日からの5分が、あなたの勉強を変える最初の一歩です!

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