塾長ブログ

2025/08/11
習慣化,睡眠と勉強,夜更かし対策,やる気アップ,夏の健康と生活

なぜ休みの日は朝起きられない?その理由と“生活リズムを整えるコツ”

「学校がある日はちゃんと起きられるのに、休みになると起きるのがつらい…」
「朝10時まで寝てしまって、1日が短く感じる…」


そんな悩みを抱えている中高生、多いですよね。
でもそれ、あなたの意志が弱いせいではありません!


今回は、なぜ休みの日に朝起きられなくなるのか、その科学的な理由と、生活リズムを整えるための具体的なコツをご紹介します。



● なぜ休みの日は朝起きられないのか?


① 睡眠時間が足りていない「寝だめ現象」


平日の睡眠時間が6時間以下だった人は、休みの日にその不足を補おうとするため、長く寝てしまいます。
これを「睡眠負債」と呼びます。


✅ 平日:睡眠時間が足りない
✅ 休日:その分まとめて寝ようとする
→ 結果として「朝起きられない」「昼夜逆転」につながる



② メラトニンの分泌リズムが崩れている


睡眠ホルモン「メラトニン」は、毎日同じ時間に起きて・同じ時間に寝ることで正しく働きます。
休みの日に夜更かしをしてしまうと、このリズムが乱れ、
朝に“目が覚めない”“だるい”という状態になります。



③ スマホ・ゲームの光で脳が覚醒している


夜にスマホやゲームを長時間見ると、ブルーライトの影響で脳が“昼間”だと錯覚します。
するとメラトニンの分泌が遅れ、眠れない → 寝るのが遅くなる → 起きるのも遅くなるという悪循環に。



● 生活リズムを整えるための“5つのコツ”


① 毎朝同じ時間に起きる(+太陽の光を浴びる)


起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。
起床時間が30分~1時間ずれるだけでも、睡眠リズムは乱れやすくなるので注意!



② 夜はスマホ・ゲームの使用を控えめに


理想は寝る1時間前にはスマホを見ないこと。
難しい場合は、画面の明るさを下げる or ブルーライトカットモードを活用してみましょう。



③ 毎日“軽い運動”を取り入れる


軽く体を動かすことで、自然な眠気が来やすくなります。
ストレッチや散歩でもOK!



④ 起きたら冷たい水で顔を洗う or 白湯を飲む


朝のルーティンを決めることで、体と脳に「朝が来た」と知らせることができます。



⑤ 午後3時以降の昼寝は避ける


昼寝は短時間ならOKですが、夕方以降に寝ると夜眠れなくなる原因に。
昼寝するなら、15〜20分程度に抑えましょう。



★ まとめ:生活リズムは“ちょっとした意識”で変えられる!


✅ なぜ朝起きられないのか?

→ 睡眠負債/ホルモンバランス/スマホの影響が原因

✅ どう整えるか?

→ 決まった時間に起きる・太陽を浴びる・スマホの使い方を見直す


朝が気持ちよくスタートできると、1日が前向きに変わります。
「生活リズムの乱れ」は“心と体のSOS”でもあります。

無理に完璧を目指す必要はありません。今日から一つだけでも、できそうなことから始めてみましょう!

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