読書感想文の本、迷ってない?楽しめる&書きやすい1冊を見つけるコツ
「課題図書は難しそう…」
「どうせ読むなら楽しい本がいい!」
「感想文が書きやすい本ってあるの?」
夏休みの宿題でおなじみの“読書感想文”。
でも実は、生徒の多くが「本選び」でつまずいているんです。
今回は、塾∞練でも毎年生徒に伝えている、
「楽しく読めて感想文が書きやすい本の選び方」をわかりやすくご紹介します。
✅ まず確認!読書感想文は「課題図書」じゃなきゃダメ?
多くの学校では課題図書の指定があっても“それ以外の本でもOK”なことが多いです。
迷ったときは先生に確認してみましょう。
✅ 課題図書が苦手そうなら、“自分に合った1冊”を選ぶのが一番!
★ 楽しく読める&書きやすい本の特徴とは?
読書感想文に向いている本には、いくつか共通点があります。
次のような本を選べば、感想が自然と浮かびやすくなります!
特徴①:登場人物の気持ちがわかりやすい本
物語の中で主人公が悩んだり、成長したりする場面があると、
「自分だったらどうするかな?」と考えやすく、感想につながります。
✅ 例:
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・『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)
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・『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ)
特徴②:自分の生活や考え方に近いテーマ
身近な出来事や学校生活がテーマの本は、感情移入しやすいです。
✅ 例:
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・『西の魔女が死んだ』(梨木香歩)
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・『かがみの孤城』(辻村深月)
特徴③:読みやすい文章&長すぎないページ数
「最後まで読めた!」という達成感も大事。
文章が読みやすく、300ページ以内の本がおすすめです。
✅ 例:
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・『あんと女剣士 お勝手のあん』(柴田よしき)
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・『青の数学』(王城夕紀)
★ 本選びで迷ったときのチェックリスト
以下の質問に「YES」が多ければ、それは“当たりの1冊”かも!
チェック項目 | YES / NO |
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表紙やタイトルにひかれた? | |
あらすじを読んで面白そうだと思った? | |
登場人物に共感できそう? | |
自分と関係あるテーマだった? | |
最後まで読み切れそうな長さ? |
★ 書きやすさを重視するなら“この型”で読んでみよう!
本を読むときに、次の3つのことをメモしておくと、感想文がぐっと書きやすくなります。
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1.心に残った場面
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2.その場面で感じたこと
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3.自分の体験や考えと重なるところ
「読むときに書くことを意識する」
これだけで、“何も思いつかない…”が解消されます!
★ 最後に:自分にぴったりの1冊を見つけよう
読書感想文の本選びに正解はありません。
でも、「読んでよかった!」と思える1冊に出会えたとき、感想は自然と生まれます。
課題図書にこだわらず、
“あなたが読みたいと思える本”を、ぜひ探してみてくださいね。