心ってどこにある? ~目に見えないけど、たしかにあるもの~
はじめに:「心」って何だろう?
「心が痛む」「心がうれしい」ってよく言うけど、
そもそも「心」ってどこにあるんだろう?
手で触れる?
目で見える?
それとも、どこにもないの?
① 心は「体の中」にあるの?
✅ 胸がドキドキする
✅ 緊張するとお腹が痛くなる
✅ 悲しいと涙が出る
体が反応するから「心は体の中にある」って思う人も多いかもしれないね。
② 頭の中にあるの?
✅ 考えるのは脳
✅ 記憶や感情も脳が作っている
科学の本では「心=脳のはたらき」と説明されることが多い。
でも「じゃあ脳が心そのものなの?」と聞かれると、ちょっと不思議。
③ じゃあ、心はどこにもない?
✅ レントゲンを撮っても「心」は写らない
✅ 切り開いても「ここが心です」とは言えない
目に見える「物」ではないから、「心なんてないんじゃない?」と言う人もいる。
④ でも、たしかに「ある」と感じる
✅ 友だちの優しさに心が温かくなる
✅ 失敗して心が重くなる
✅ 誰かを思って心が痛む
目に見えなくても、感じることはできる。
だから「心は確かにある」と思う人もたくさんいる。
⑤ 人と人の間にあるの?
✅ 友だちと話すと気持ちが伝わる
✅ 親子で笑うと心もつながる
もしかしたら、心は「自分の中だけ」じゃなく「人との間」にもあるのかもしれない。
⑥ こんな問いかけをしてみよう
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・「心ってどこにあると思う?」
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・「心は体の中?頭の中?それとも他にある?」
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・「心は見えなくても本当にあるの?」
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・「心ってどんなときに感じる?」
家族や友だちと話すと、きっといろんな考えが出てくるよ。
おわりに:あなたはどう思う?
「心ってどこにある?」
これには正解はありません。
考えるたびに新しい答えが出るかもしれないし、ずっとわからないままかもしれない。
でも、「心って何だろう?」と考えることそのものが、実は心を感じる時間なのかもしれません。
ぜひ、家族や友だちと一緒に話してみてください。