自習室に行かなくても集中できる“家庭内ひとり塾”の作り方
【はじめに】
「自習室に行けば集中できるのに、家だとすぐダラけてしまう…」
「送り迎えが難しくて塾の自習室が使えない…」
そんな悩みを抱える中学生・保護者の方は少なくありません。
でも実は、ちょっとした工夫で、家でも“集中できる自習環境”を作ることができるのです。
今回は、塾に行かなくても成果を上げている生徒たちが実践している、
“家庭内ひとり塾”の作り方と具体的なポイント3選をご紹介します。
【なぜ家だと集中できないのか?】
❌ 家が“リラックス空間”になっている
→テレビ・スマホ・ゲーム・ベッドが視界に入ると、どうしても勉強モードになりにくい。
❌ 勉強する場所・時間がバラバラ
→脳が“毎回スイッチを入れる”ことに疲れてしまい、集中力が続きません。
❌ 家族の会話や音が気になる
→静かすぎても落ち着かないし、賑やかすぎても集中できない…難しいですよね。
【“家庭内ひとり塾”の作り方①:場所を固定し“脳のスイッチ”をつくる】
◆ ポイント:
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・「勉強はこの席でやる」と定位置を決めるだけで、脳は“学習モード”に切り替わります
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・机がない場合は、カフェ風にトレイやボードで区切るだけでもOK!
→毎回場所を変えず、“ここに座る=勉強する”というルール化をすることが重要です。
【“家庭内ひとり塾”の作り方②:時間と内容をルーティン化する】
◆ ポイント:
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・例:「夕食後の30分は理科・英語だけ」など、やる時間×教科を固定する
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・勉強に入る前の“スイッチ行動”を決める(例:タイマーをセット、ノートを開く)
→習慣化=集中力の貯金になります。
【“家庭内ひとり塾”の作り方③:最小限の道具×ごほうびで継続力アップ】
◆ 必要なアイテム:
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・タイマー(集中25分→休憩5分のポモドーロ法が効果的)
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・スタンドライト(光が当たることで集中モードに)
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・「やったこと記録シート」で達成感を見える化
◆ ごほうび活用法:
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・「勉強25分→動画10分」などメリハリあるインセンティブを活用
→集中力は体力と同じ。休憩とごほうびの上手な設計がカギです。
【+α:家族ができる“見守り方”】
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・「勉強しなさい」ではなく、「○時になったね、スイッチ入れる時間だね」と声かけ
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・勉強しているときは、そっとコーヒーやお茶を置くだけでも◎
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・終わったら、「今日もやったね!」と行動を認める言葉が一番のモチベーション
【まとめ】
自習室がない環境でも、工夫次第で
“ひとり塾”のような集中空間は家庭に作れます。
✅家庭内ひとり塾の3つの作り方
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1.場所を決めて“ここは勉強する場所”と固定する
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2.時間と内容をルーティン化して“習慣”にする
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3.タイマーとごほうびで“集中のリズム”をつくる
「家でも集中できる自分」をつくることは、
これからの自主学習力に直結する“最強の武器”になります。