「上を向いて宇宙へ!」— いつか宇宙旅行は当たり前になるのか?
下を向いていても何も変わらない。
だったら、上を向いていこう!
ふと空を見上げると、そこには果てしない宇宙が広がっている。
宇宙は、私たちのすぐそばにあるのに、同時にとても遠い存在でもある。
「宇宙に行った人」ってどれくらいいるの?
かつては、宇宙へ行くのは一部の選ばれた人間だけの特権だった。
しかし、技術の進歩により、宇宙飛行士の人数は徐々に増えている。
JAXAのデータによると、これまでに宇宙へ行った人は約600人。
その内訳は…
1位:アメリカ人(半数以上)
2位:ロシア人
3位:中国
4位:日本(全体の約3%)
とはいえ、「宇宙に行った人」という定義は意外とシンプルだ。
高度100kmを超えれば、弾道飛行でも宇宙に行ったとみなされる。
こう聞くと「100kmなんて車ならあっという間じゃないか?」と思うかもしれない。
でも、それを 縦方向に上がる となると、話はまったく別だ。
「宇宙は遠い?」ロケットの現実と宇宙旅行
ロケットが燃料を大量に消費し、爆音とともに炎を上げながら空へ飛び立つ姿を見ると、
「やっぱり宇宙は遠い世界だな…」と感じてしまう。
しかし、すでに宇宙旅行の商用化は始まっている。
例えば、
小型宇宙船を使った宇宙旅行 は、高度80kmほどまで上昇し、
無重力を体験しながら地球を眺めて帰ってくる というもの。
今後、技術が発展し、コストが下がれば、宇宙旅行はもっと身近なものになるかもしれない。
「宇宙旅行の値段はいくら?」
「よし、宇宙に行こう!」と思っても、やはり気になるのはその価格。
現在、宇宙旅行の費用は…
☆☆☆約7,000万円(商業宇宙旅行の相場)
高い!
もちろん、この金額をすぐにポンと払える人はほとんどいない。
とはいえ、テクノロジーの進歩とともに、宇宙旅行のコストは下がっていくはず。
飛行機がかつて 超高級品 だったように、宇宙旅行もいつかは 一般的なレジャー になるかもしれない。
「宇宙へ行く決断、いつする?」
とはいえ、いくら稼げば「行こう!」と踏ん切りがつくのか?
1億円貯まったら?
10億円あったら?
それとも、もっと手軽な価格になったら?
今のままでは、まだ「夢の話」に思える宇宙旅行も、
私たちが生きている間に 「普通の旅行の選択肢」 になっているかもしれない。
「宇宙に行くなんて無理」ではなく、
「行くならどうするか?」 を考える時代が、もう目の前に来ているのかもしれない。
さて、あなたならいくら稼いだら、宇宙へ行く?