塾長ブログ

2023/07/12
ブログ

読書感想文の書き方は粗筋を書くことではなくコレです!

夏休みの宿題として定番なのが読書感想文です。この読書感想文の書き方がわからない生徒が非常に多く、ほとんどの生徒は大半を粗筋にしてしまいます。

読書感想文の目的は、読んだ本から何を学んだか、どう感じたかを伝えることです。粗筋を書くのは大事なステップですが、それだけでは完全な感想文にはなりません。以下に、感想文の書き方をご案内します。

1.本のタイトルと作者を明記する: まずは読んだ本のタイトルと作者を明記します。本を紹介する時には必ずこれらを含めるようにしましょう。

2.粗筋を書く: 本の大まかな内容を自分の言葉で説明します。ですが、これは全体の一部分であるべきです。ストーリーのすべてを詳細に書く必要はありません。大切なのは、その本が何についてのものであるか、主要なキャラクターや出来事は何であるかを伝えることです。

3.自分の感想を書く: これが読書感想文の本質的な部分です。本を読んでどう感じたか、どの部分が特に印象に残ったか、何を学んだかなどを書きます。また、本の登場人物やテーマについてどう感じたかも述べます。これが感想文を個人的でユニークなものにします。

4.理由を添える: 自分が何を感じたかだけでなく、なぜそう感じたのかを説明します。例えば、あるキャラクターが好きなら、その理由を書きます。具体的なエピソードや引用を使って説明すると、感想が具体的で説得力が増します。

5.結論を書く: 最後に、全体のまとめとして結論を書きます。これは簡潔に、自分が本から得た最も大切な教訓や感想を再度強調する場所です。

これらのポイントを踏まえて、感想文を書くことで、自分の考えや感情をより具体的に伝えられるようになります。そして、本から学んだことや感じたことをより深く理解することにもつながります。

一覧に戻る