塾長ブログ

2023/06/15
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言い訳する生徒の殆どは反省しない説。

誰でも間違いを犯します。それは学びの一部であり、それに対してどのように対処するかが本当の成長を左右します。しかし、学校の中でよく見られるパターンとして、「言い訳」があります。そして、私はこの「言い訳する生徒の殆どは反省しない」という説を提唱します。

なぜ言い訳する生徒が反省しないと考えるのでしょうか。それは言い訳が「自分の失敗を他の何かのせいにする」行動だからです。たとえば、「宿題を忘れたのは犬が食べたからだ」、「テストの成績が悪かったのは問題が難しすぎたからだ」と言う生徒がいます。この言い訳は、自分の失敗から目をそらし、他人や状況のせいにするための道具です。

反省とは何でしょうか?反省とは自分の行動を客観的に見つめ、間違いを認め、それをどのように改善できるかを考えるプロセスです。反省は自己成長のための重要なステップであり、このステップを飛ばすと、同じ過ちを繰り返す可能性が高まります。

しかし、言い訳をすることで、生徒は自分の失敗を正直に見つめるチャンスを失い、反省する機会を奪ってしまいます。だからこそ、「言い訳する生徒の殆どは反省しない」という説が生まれるのです。

では、教師や親としてどう対応すれば良いでしょうか。重要なのは、言い訳を許すのではなく、生徒に自分の失敗を認めさせ、反省させることです。それを通じて、生徒は問題解決のスキルを磨き、自己成長を達成することが可能になります。

言い訳を許さないことは厳しいように思えますが、それは生徒にとって最善の道です。間違いを犯すことは恐れることではありません。大切なのは、その間違いから何を学び、どのように成長するかです。そして、その第一歩は、言い訳をやめて反省することから始まります。

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