塾長ブログ

2015/06/25
ブログ

今の自分は過去の自分。

成績が悪いとか勉強をしたくないとか、今の現状の自分を、「これが本当の自分だ!」と決めつけてしまっている生徒が非常に多い。

それは周りの親であったり先生などが、「お前はダメなやつだ。」と、直接的に言わないとしても、そういった意味合いで言っていると、「俺はダメなやつなんだ。」と脳にインプットされてしまうことで、意欲が湧かなくなってしまっている。

「駄目なやつが、成績が悪いのも当然だし、勉強をしなくないのも当然だ。」と思ってしまうと、それを頭の中で何回も何回も唱えている内に、「自分はダメな人間です。」と決めつけてしまうことになる。

では、ダメな人間は、これからもダメな人間でいないといけないのであろうか。あくまでも、ダメな人間は今までの自分であって、これからの自分はダメな人間でいる必要はないわけだ。

つまり、今の自分は過去のダメ人間であった自分に支配される必要もなく、未来の自分は成功者と呼ばれる自分になっていていいわけだ。だから、今の自分がどうのこうのと言っていること自体が、全く持って意味を成さないということになる。

「成績が悪い」、「勉強をしたくない」、そんなのは過去の駄目だった自分が、自分のことを正当化しようとしている幻想だ。未来の自分を今からの自分が動き出して作り上げていくことが、本当の自分になっていく。
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