塾長ブログ

2015/04/28
ブログ

出来た気になっている、間違った解釈。

単語や漢字を暗記する、ワークをやるなど、勉強をやる上でみんなやっていることだ。
さて、そのらの勉強は、本当に頭に入ったのだろうか。

確かに、それは一時的な短期記憶の中には入ったかもしれないが、しばらく間を空けてしまうと、脳は「もう必要ないなぁ、、、」と、完全にではないが断片的に削除をしてしまう。

つまり、次にその情報を必要としたときには、脳の中にはその情報が残っていない、若干やった記憶だけは残っていたりするが、形として表れることが無いのだ。

では、その情報を残しておくためには、どうすれば良いのか。

それは、覚えたつもりになっていても、間を空けずに再度繰り返しやることが、脳の短期記憶の場所から前頭野の長期記憶に移行されていくということだ。

記憶は、脳の中で一度バラバラに情報が処理されて、想い出すときには、そのバラバラの情報を集めて再結集させる作業をしてる。(これをゲシュタルトと呼ぶ。)

ということは、何かを覚える時は、何かに関連付けて覚えることで、バラバラになった情報を再結集させるときに、関連情報が多いことで記憶が呼び覚ましやすくなるということだ。

同じ勉強をするなら効率良くすることが大事だ。
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