点数が伸びる受験生は、年明けに何を削っているのか ― やらない勇気が合格を近づける ―
● 年明けに成績が伸びる子の共通点
入試直前期に、
点数が安定して伸びていく受験生には
はっきりした共通点があります。
それは、
「何をやるか」より
「何をやらないか」が明確
という点です。
◆【結論】
年明けは「足す」より「削る」時期
年明けに成績が伸び悩む受験生ほど、
● あれもやらなきゃ
● これも不安
● まだ足りない
と、勉強を増やそうとします。
しかし、直前期に必要なのは逆です。
余計なことを削り、
本番で点になる行動だけを残す
これが、合格に近づく考え方です。
▲ 年明けに「削るべきもの」3つ
① 新しい教材・問題集
一番分かりやすい削る対象です。
年明けに新しい教材を始めると、
● 中途半端に終わる
● 定着しない
● 不安が増える
という状態になりやすい。
「最後までやれない教材」は
ないのと同じ
今まで使ってきた教材に
集中する方が、
点数は安定します。
② 難しすぎる問題
直前期に難問を解くことは、
◆ 実力確認
としては意味がありますが、
◆ 得点力アップ
には直結しません。
この時期に削るべきなのは、
● 正答率が低い問題
● 時間がかかりすぎる問題
取れなくても合否に直結しない問題
です。
③ 周りとの比較
これが、実は一番大きな削る対象です。
-
・友達はもっとやっている
-
・他の人はもう完成している
-
・自分だけ遅れている気がする
しかし、入試は、
他人と競う試験ではなく、
点数を取った人が受かる試験
です。
他人の状況は、
あなたの点数を1点も上げてくれません。
★ 削ると、逆に点数が伸びる理由
やることを削ると、
● 勉強内容がはっきりする
● 迷いが減る
● 集中力が上がる
● ミスが減る
つまり、
本番で再現できる状態に近づく
のです。
直前期は、
量より精度がすべてです。
● 「やらない=サボり」ではない
削ることに対して、
罪悪感を持つ受験生は多いです。
でも、はっきり言います。
直前期に削れない人ほど、
本番で崩れやすい
削ることは、
逃げでも手抜きでもありません。
戦略です。
◆ 削る基準はこの3つ
迷ったら、次の基準で判断してください。
● 本番で出る可能性が高いか
● 今からでも安定させられるか
● 失点すると痛い内容か
この3つに当てはまらないものは、
思い切って削って大丈夫です。
◆ 受験生へのメッセージ
年明けのあなたは、
もう十分やってきました。
これ以上、
-
・焦って
-
・欲張って
-
・手を広げる
必要はありません。
やらないことを決めた人が、
本番で落ち着いて力を出せます。
削る勇気は、
合格に向かう勇気です。
まとめ
● 年明けは「削る」判断が重要
● 新しい教材は思い切って削る
● 難しすぎる問題は得点につながらない
● 他人との比較は完全に無意味
● 量より精度が合否を分ける
● 削ることは戦略であり弱さではない

