塾長ブログ

2025/12/23
成績アップのヒント,モチベーション,勉強しない悩み,勉強に集中するコツ,学習法改善

冬休み後半で差がつく ー「やる気がなくてもできる」勉強の入れ方ー

● 冬休み後半、急に勉強が重く感じる理由


冬休みの前半はまだ頑張れたのに、
後半になるとこう感じる生徒が増えます。


  • 勉強を始めるのが重い

  • やる気が出ない

  • 机に向かうまでがつらい

  • 何をやればいいか分からない


これは意志の問題ではありません。


冬休み後半は、誰でも“やる気が下がる時期”


だからこそ、
やる気に頼らない方法が必要になります。



◆【結論】


冬休み後半は「やる気」ではなく「入り口」で決まる


この時期に伸びる子は、こう考えています。


「やる気が出たら勉強する」
ではなく
「やる気がなくても始められる形を作る」


勉強の内容よりも、
どうやって始めるかが重要です。



▲ 冬休み後半に失敗しやすい勉強パターン


次のような考え方は要注意です。


● まとまった時間ができたらやろう
● 気合が入った日に一気にやろう
● 完璧にやろう


これらはすべて、
始めるハードルを上げてしまう考え方です。


結果、
「今日はやらない」が続きます。



★ 冬休み後半に効果的な勉強の入れ方 4つ


① 勉強は「5分で終わるもの」から始める


最初の一歩は、これで十分です。


◆ 英単語を3個見る
◆ 計算問題を3問
◆ 教科書を1ページ読む
◆ 前日の復習を1つ確認する


ポイントは、


「これなら今すぐできる」内容にする


始めてしまえば、
そのまま10分、15分と続くことも多いです。



② 内容は「決め打ち」にする


やる気がないときに一番つらいのは、


「何をやるか考えること」


だから、あらかじめ決めておきます。


● 朝は英語
● 昼は数学
● 夜は復習


あるいは、

◆ 毎日この教材
◆ 毎日このページ


迷わない仕組みが、行動を生みます。



③ 時間ではなく「回数」で考える


冬休み後半は、
勉強時間を増やす必要はありません。


おすすめはこの考え方です。


● 1日30分 → ハードルが高い
● 1日3回5分 → ハードルが低い


短時間を何度か入れる方が、

◆ 集中しやすい
◆ 疲れにくい
◆ 習慣になりやすい


というメリットがあります。



④ 「やった感」を残す


やる気がない時期こそ、
達成感が重要です。


おすすめは、

◆ チェックをつける
◆ ページを折る
◆ ノートに一言書く


小さくても、


「今日はこれをやった」


が見えると、
次の日につながります。



● 冬休み後半は「量」より「止めない」


この時期に大切なのは、

◆ 完璧にやること
ではなく
◆ 完全に止めないこと


1日5分でも、
勉強が続いていれば十分です。


止まらなければ、
新学期に自然と戻れます。



◆ 子どもたちへのメッセージ


冬休み後半にやる気が下がるのは、普通のことです。


大事なのは、
やる気がない自分を責めないこと


  • 5分でいい

  • 1つでいい

  • 今日できればOK


その小さな行動が、
新学期のあなたを助けます。



●まとめ


● 冬休み後半は誰でもやる気が下がる
● 重要なのは「どう始めるか」
● 5分で終わる内容から入る
● 勉強内容は事前に決めておく
● 時間より回数で考える
● 完全に止めないことが最大のポイント

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