塾長ブログ

2025/12/18
成績アップのヒント,学習習慣,中学生の生活改善,勉強しない悩み,成績アップの秘訣

冬休みに成績が落ちる子の共通点 ー実は“勉強以前”に原因がありますー

◆ 冬休みは「成績が伸びる人」と「落ちる人」がはっきり分かれる


同じ冬休みを過ごしているはずなのに、
年明けにこうした差が生まれます。


  • ・「あれ?前より分からなくなっている…」

  • ・「勉強したはずなのに、頭に残っていない」

  • ・「新学期がつらい」


この差は、
勉強量の違いだけではありません。


もっと手前の、
“生活習慣”の差 です。



●【結論】


成績が落ちる原因は「サボったから」ではない


多くの生徒はこう思っています。


「冬休み、ちゃんと勉強しなかったから…」


でも実際は違います。


生活リズムが崩れた状態で勉強しても、
学力はほとんど積み上がらない。


これが現実です。



◆ 冬休みに成績が落ちる子の共通点①


「起きる時間・寝る時間が毎日バラバラ」


  • ・夜遅くまでスマホ

  • ・朝は起きたり起きなかったり

  • ・休日感覚が抜けない


こうなると何が起きるか。


  • ・集中力が続かない

  • ・記憶が定着しない

  • ・やる気が出ない

  • ・勉強を始めるのがつらい


脳が“勉強モード”に入れない状態になります。


これは努力不足ではなく、
完全にコンディションの問題です。



◆ 共通点②


「勉強を“気分”で決めている」


  • ・気分が乗ったらやる

  • ・やる気が出たらやる

  • ・今日は疲れたからやめる


一見、自然に見えますが、
これは冬休みに一番やってはいけないパターン。


なぜなら――


気分に任せる勉強は、
休みが長くなるほど“やらない日”が増えるから。


結果、
「気づいたら何もやっていない冬休み」になります。



◆ 共通点③


「勉強時間だけを気にしている」


  • ・今日は2時間やった

  • ・昨日より長く勉強した


これ自体は悪くありません。
しかし冬休みに限って言えば、
時間だけ意識するのは危険です。


なぜなら、

  • ・集中できていない

  • ・ダラダラ机に向かっている

  • ・スマホを見ながらの勉強


こうした“形だけの勉強”が増えるから。


冬休みは
量より「質」と「状態」 が重要です。



◆ 共通点④


「生活と勉強が完全に切り離されている」


成績が落ちる子ほど、
こんな生活になっています。


  • ・起きる

  • ・ダラダラする

  • ・夜にまとめて勉強しようとする

  • ・結局眠くなる


勉強が生活の一部になっていない。


結果、
勉強=特別で重たいもの
になってしまい、続きません。



● では、成績が伸びる子は何が違うのか


伸びる子は、冬休みにこれを意識しています。


  • ・起きる時間を大きく崩さない

  • ・勉強を「生活の流れ」に組み込む

  • ・長時間より“毎日少し”

  • ・勉強しやすい状態を先に作る


つまり――


勉強の前に、生活を整えている。


これが決定的な差です。



◆ 子どもたちへのメッセージ


冬休みは、
「頑張れる人」だけが伸びる期間ではありません。


“整えた人”が伸びる期間です。


  • ・朝を整える

  • ・リズムを整える

  • ・勉強しやすい状態を整える


これだけで、
あなたの冬休みは意味のあるものに変わります。


勉強は、そのあとで大丈夫。



●まとめ


  • ・冬休みに成績が落ちる原因は生活習慣

  • ・起床・就寝時間の乱れは学力に直結する

  • ・気分任せの勉強は失敗しやすい

  • ・勉強時間より「状態」が重要

  • ・伸びる子は勉強の前に生活を整えている

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