夏の終盤こそ数学の総復習!得点力を固める方法
夏休みもいよいよ終盤。受験生にとって、この時期の数学は「総復習」に最適なタイミングです。
なぜなら、数学は積み重ねの科目。これまで学んだ内容をつなぎ合わせ、弱点を残さず固めておくことで、秋以降の模試や入試演習で大きな力を発揮できるからです。
ここでは、夏の終盤に実践したい数学の総復習法を紹介します。
1.「計算力」を毎日維持する
数学の得点の基礎は、やはり計算力。
分数の計算・平方根・因数分解・展開…といった基礎計算は、スピードと正確さが命です。
✅ アドバイス
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・毎日10〜15分でいいので計算問題を解く
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・ケアレスミスは必ず原因をチェック(符号・計算順序など)
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・解き直しノートを作り「同じ間違いをしない工夫」をする
小さな積み重ねが、入試本番の安定した得点につながります。
2.単元ごとに「弱点」を洗い出す
夏の終盤は「苦手をそのままにしない」ことが大切です。
例えば、一次関数の文章題が苦手、図形の証明が苦手…など、自分の弱点をリストアップしましょう。
✅ アドバイス
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・苦手単元は基本問題を繰り返して基礎から確認
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・苦手部分を“その日のうちに”解き直す
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・「できる問題」と「できない問題」を分けて管理する
弱点を1つずつ克服していくことで、得点力が安定します。
3.応用問題は「パターン化」で攻略
数学の応用問題は無限にあるように見えますが、実は典型パターンに分けられます。
例えば、二次関数の最大・最小や、相似を使った証明など。
✅ アドバイス
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・過去問や模試でよく出るパターンを重点的に解く
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・解法を「説明できる」ようにまとめる
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・分からないときは“手を動かすこと”を最優先に
ただ眺めるだけでなく、自分の手で解き直すことが理解を深める近道です。
4.時間を区切って解く練習をする
本番で点を落としやすいのが「時間切れ」。
残りの夏休みは、模試のように時間を測って演習してみましょう。
✅ アドバイス
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・30分で大問をひとつ解く
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・制限時間を守り、途中でも次の問題に進む練習をする
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・解き直しでは「どこで時間を使ったか」を振り返る
時間感覚をつかんでおくことで、本番でも冷静に取り組めます。
まとめ
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・計算力を毎日維持する
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・弱点単元を洗い出して克服する
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・応用問題はパターン化して整理する
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・時間を意識した演習で本番力を磨く
夏の終盤は、数学を総復習する絶好のチャンス。
基礎から応用、時間感覚まで整えておけば、秋以降の模試で確実に成果が表れます。
塾∞練から受験生のみなさんへ
数学は“苦手”と感じやすい教科ですが、実は 努力が一番結果に直結しやすい科目です。
「もう無理」と思う単元も、今から繰り返せば必ず点につながります。
夏休みの最後まで、粘り強く取り組んでください。
塾∞練は、みなさんの努力を全力でサポートし、合格への道を一緒に走り抜けます!