塾長ブログ

2025/04/17
ブログ

10年前にはあったのに、今ではほとんど見かけなくなった職業とは?

時代が進むにつれて、新しい仕事が生まれる一方で、静かに姿を消していく仕事もたくさんあります。
「え? そんな職業あったっけ?」と思うようなものから、「懐かしい!」と感じるものまで、
今日は“10年前にはあったけれど、今ではほとんど見かけなくなった職業”について少し振り返ってみたいと思います。



■街のビデオレンタル店スタッフ


10年前はまだ、ツタヤやGEOに行ってDVDを借りるという文化が主流でした。
しかし、NetflixやAmazon Primeなどの動画配信サービス(VOD)の普及により、
レンタル店舗の数は大幅に減少。
あれほど賑わっていた店舗も、今ではほとんど見かけなくなりました。



■フィルム現像スタッフ・写真屋さんの店員


スマホのカメラ性能の向上や、デジカメの普及によって、
フィルムカメラを使う人が激減。
その影響で、街中にあった「写真屋さん」も少なくなりました。


今では写真の現像もコンビニやアプリで簡単にできる時代。
専門店としての役割は、時代とともに幕を下ろしました。



■公衆電話のメンテナンススタッフ


スマホの普及により、公衆電話の利用者は激減。
それに伴って、公衆電話自体が撤去されていく地域も増え、
メンテナンスや管理をする人たちの仕事も少なくなってきました。



■新聞配達・夕刊配達のスタッフ


新聞を定期購読している家庭も減少傾向にあり、
特に「夕刊」は都市部でも廃止されるケースが増えました。
インターネットやスマホニュースの普及により、紙の新聞からデジタルへと大きくシフトした影響です。



■電話帳の配達員


今や「電話帳って何?」と聞く生徒もいるくらい、
昔は家庭に分厚い電話帳が届くのが当たり前の時代でした。


しかしスマホでなんでも検索できる現代では、紙の電話帳は不要となり、
それを配る仕事もほぼ姿を消しました。



■ガラケー専門の携帯販売員


スマートフォンが急速に普及し、
いわゆる「ガラケー」を専門に扱うショップやスタッフは激減しました。
携帯ショップは残っていても、ガラケーだけを扱う人はほとんどいなくなりましたね。



■まとめ:時代は「変わる」のではなく「進む」


こうして見てみると、「なくなった仕事」=「不要な仕事」ではないということがよく分かります。
どの仕事も、当時は私たちの生活を支える大切な役割を果たしていたもの。


ただ、新しい技術やライフスタイルの変化により、
役割を終えたり、形を変えて進化しただけなのです。


今ある職業も、10年後にはなくなっているかもしれない。
だからこそ、私たちは変化に対応できる柔軟性と、学び続ける姿勢を持つことが大切です。

一覧に戻る