応援の言葉は、実は「自分」を励ましている。
「がんばれ!」「負けるな!」「大丈夫!」「信じてるよ!」
誰かを応援するとき、私たちは自然と前向きな言葉を使いますよね。
でも、これらの言葉、実は相手のためだけではないのです。
応援の言葉を発すると、一番元気になっているのは、実は“自分自身”かもしれません。
■「応援」は自分の心の中にも響く
応援の言葉には、人の脳を前向きにする力があります。
それは相手に対してだけではなく、言葉を発している自分自身にも作用します。
たとえば、運動会の応援合戦。
声を張り上げて相手を応援することで、
不思議と自分の心にも「よし、自分も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきませんか?
これは、応援しているうちに、自分の心にもポジティブな感情が“投げ返されて”いる状態。
つまり、応援の言葉は“自分を奮い立たせるスイッチ”にもなっているということです。
■落ち込んでいるときこそ「誰かを応援してみる」
「なんだかやる気が出ない…」
「気分が沈んでしまっている…」
そんなとき、誰かを応援してみてください。
友達でも、チームメイトでも、SNSで頑張っている人でも構いません。
誰かの頑張りを応援しているうちに、自分もやる気が湧いてくることは本当にあるのです。
脳は、自分の発したポジティブな言葉を「自分への言葉」としても受け取るからです。
■「応援」は一方通行じゃない
応援とは不思議な力を持っていて、
応援された人も元気になるし、応援した人も元気になる。
つまり、応援は一方通行ではありません。
お互いを高め合う“循環”が生まれる行為なんですね。
だからこそ、応援をすることは、
「相手のため」だけでなく、
「未来の自分のため」でもあるというわけです。
■まとめ
誰かに向けて発する「がんばれ」の一言。
実は、それは自分に対するエールでもあるのです。
応援することで、自分の心にもエネルギーが湧いてくる。
これって、すごく素敵なことですよね。
今日から少し意識して、周りに「応援の言葉」を届けてみませんか?
その言葉は、きっと自分自身をも奮い立たせるパワーになるはずです。