海・山・虫…自然の中にある“びっくり科学雑学”とは? ~夏の自然がもっと楽しくなる、理科のヒミツ5選~
はじめに:自然の中には“理科の答え”がいっぱい!
夏休みといえば、海・山・虫取り・キャンプなど自然とふれ合う季節。
そんな自然の中には、「へぇ~!」と驚くような理科の知識がたくさん隠れています。
今回は、自然×科学で楽しめる、びっくり雑学を5つ紹介します!
① 海の水はなぜしょっぱい?
海の水はなぜ塩辛いのか、考えたことはありますか?
実は、雨が地面の塩分やミネラルを少しずつ海に運んでいるからなんです。
数億年という長い時間をかけて、少しずつ“しょっぱく”なっていったのです。
② カエルが鳴くのは“雨の前ぶれ”!?
山や田んぼでよく聞こえるカエルの合唱。
実はカエルは空気の湿度や気圧の変化を敏感に感じ取り、雨が近づくと活発に鳴くことがあります。
「カエルが鳴いたら明日は雨」は、意外と科学的なんです!
③ 山の上ではポテチの袋がパンパンになる!?
山に行くと、ポテトチップスの袋がふくらむのはなぜ?
それは、気圧が低くなると袋の中の空気が膨張するから。
標高が上がると空気が薄くなるので、袋の中の圧力の方が高くなって、パンパンになるんです。
④ 昆虫の目は“モザイク画”のように見えている!
トンボやハエの目をよく見ると、たくさんの小さな目が集まっています。
これは「複眼(ふくがん)」と呼ばれる構造で、小さな目が何千個も集まって、モザイクのような映像を見ているんです。
動くものにはとても敏感ですが、細かい形までは見えていないとも言われています。
⑤ セミの抜け殻は“理科の宝石”!?
夏の風物詩・セミの抜け殻。
実は、セミは地中で数年も幼虫として過ごした後、ようやく地上に出てきて1週間ほどで一生を終えるんです。
その抜け殻には、長年の“生きた証”が詰まっているんですね。
観察するだけでも、立派な理科の学びになりますよ!
おわりに:自然の中で“理科の目”を育てよう!
「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちは、理科の第一歩。
この夏、自然とふれ合う中で“身近な科学”に目を向けてみませんか?
次回は、
「自由研究のネタにも!? 夏に使えるおもしろ雑学」
をお届けします!