塾長ブログ

2026/02/13
モチベーション,自主性の育て方,自己肯定感,メンタルサポート,勉強しない悩み

第6回|得意・不得意があるから、人は前に進める ―完璧を目指さない生き方―

「もっと何でもできるようにならなければ」
「欠点をなくさないといけない」


私たちは、
いつの間にか完璧であることを目指すようになります。


しかし、ここで一度、
立ち止まって考えてみてください。


もし人が皆、同じように何でもできたら、
この世界は前に進むでしょうか。



●得意・不得意は「欠陥」ではない


得意・不得意というと、
つい「足りない部分」「弱点」として
捉えてしまいがちです。


しかし本来、
得意・不得意は人間の欠陥ではありません。


それは、
役割の違いです。


  • ・考えるのが得意な人

  • ・行動するのが得意な人

  • ・支えるのが得意な人

  • ・まとめるのが得意な人


人が違うからこそ、
物事は前に進みます。



●完璧を目指すと、必ず苦しくなる


完璧を目指すと、
人はこうなりがちです。


  • ・できない自分を責める

  • ・他人と比べ続ける

  • ・常に不足感を抱える


これは、
努力が足りないからではありません。


ゴールの設定が間違っているのです。



●「全部できる人」にならなくていい


ここで、
とても大切なことを言います。


あなたは、
全部できる人になる必要はありません。


  • ・できることがある

  • ・できないことがある


それでいいのです。


むしろ、
それが普通です。



●得意があるから、不得意を任せられる


社会を見てみると、
この構造がよく分かります。


  • ・医師がいて、看護師がいる

  • ・設計する人がいて、作る人がいる

  • ・教える人がいて、支える人がいる


誰かの得意が、
誰かの不得意を補っています。


得意・不得意は、
人と人をつなぐためのもの
でもあります。



●不得意があるから、学べることもある


不得意なことを経験するからこそ、


  • ・助けを求められる

  • ・工夫を覚える

  • ・他人の苦労が分かる


こうした力が育ちます。


これは、
得意だけでは身につかない力です。



●勉強で考えてみると


勉強でも同じです。


  • ・全教科満点である必要はない

  • ・全単元を同じ深さで理解する必要はない

  • ・全部好きになる必要もない


大切なのは、
自分の得意・不得意を把握した上で、
どう前に進むか
です。



●完璧を目指さないと、行動できる


完璧を目指すと、
人は動けなくなります。


  • ・失敗したらどうしよう

  • ・できなかったら恥ずかしい

  • ・準備が足りない


しかし、
完璧を目指さなければ、


  • ・まずやってみる

  • ・修正しながら進む

  • ・経験から学ぶ


ことができます。



●成長とは、欠点を消すことではない


このシリーズを通して、
何度も伝えてきたことがあります。


成長とは、欠点を消すことではありません。
自分を理解し、使い方を覚えることです。


得意も不得意も含めて、
それがあなたです。



●この回で覚えてほしいこと


  • ・得意・不得意は、前進のためにある

  • ・完璧を目指すほど、人は苦しくなる

  • ・不完全だからこそ、人は成長できる


この3つを、
ぜひ心に留めておいてください。



次回予告(最終回)

第7回|得意・不得意を受け入れたとき、人は自由になる
―自分を活かして生きるということ―

一覧に戻る

カテゴリー