第7回|敵は倒さなくていい。ただ、信じなくていい ―自分の人生を奪い返すために―
ここまで、このシリーズを読み進めてきたあなたは、
もう気づいているはずです。
あなたがこれまで戦ってきた相手は、
問題集でも、テストでも、他人でもなかった。
自分の頭の中で作り出された「声」だったということに。
●自己否定は、消さなくていい
最終回で、
一つだけはっきり伝えたいことがあります。
自己否定の声を、
消そうとしなくていいのです。
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・消そうとすると、逆に強くなる
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・押さえつけるほど、存在感が増す
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・戦うほど、相手は敵になる
これは、
これまであなたを守ろうとしてきた存在です。
無理に排除しようとする必要はありません。
●大切なのは、「従わない」という選択
必要なのは、
自己否定をなくすことではなく、
その声に従わないことです。
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・「そう思っている自分がいるな」
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・「でも、それが事実とは限らない」
この距離感が持てた瞬間、
主導権はあなたに戻ります。
●声があるままでも、前に進める
多くの生徒が、
こう思っています。
「自信がついてから動こう」
「不安が消えてからやろう」
しかし現実は、逆です。
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・不安があっても動く
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・自信がなくても試す
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・迷いながら進む
行動が先で、気持ちは後からついてきます。
●あなたは、思考ではない
ここで、
とても重要な視点を持ってください。
頭に浮かぶ考えは、
あなたそのものではありません。
あなたは、
考えを「持っている存在」であって、
考えそのものではない。
この違いが分かると、
自己否定は人生の支配者ではなくなります。
●人生は、「できるかどうか」で決まらない
これまでの話を通して、
一つ分かってほしいことがあります。
人生は、
「できるかどうか」で決まるのではありません。
「やるかどうか」で決まります。
できるかどうかは、
やってみないと分かりません。
そして、
やらなかった理由は、
あとから必ず後悔として残ります。
●敵と戦う人生から、選ぶ人生へ
これまでのあなたは、
自己否定という敵と戦い続けてきたかもしれません。
これからは、
戦わなくていい。
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・信じない
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・従わない
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・判断を委ねない
それだけで十分です。
●最後に
もし今も、
「自分には無理だ」という声が
頭の中で聞こえているなら、
それは失敗ではありません。
それは、
これまで必死に生きてきた証拠です。
あなたは弱いから悩んでいるのではない。
考える力があるから、悩んでいるのです。
そして今、
あなたは一つ、
とても大切なことを知りました。
敵は倒さなくていい。
ただ、信じなくていい。
それだけで、
あなたの人生のハンドルは、
確実にあなたの手に戻ります。

